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ボクのお給料の出所(でどころ)

珍しく、ウチの社長が会議で良いこといったから驚いた。


ウチの会社には部長・課長などの中間管理職が存在しないので、社長以下の約40人の社員はみんな兵隊だ。
雑務は兵隊に任せればいいのに、社長は55歳にも関わらずバリバリ現役で仕事をしている。

ボクはそんな社長の能力を尊敬しているし、彼から学びたいこともたくさんあるから、いまの会社を辞めずにいる部分もある。退職したら再就職先もないし、いまは勉強期間ということで、ビックリするぐらいの薄給でも、無給残業が週15時間あっても、悪く言えば我慢をしつつも仕事をしている。
もちろん我慢だけではないけれども。
基本的には、この小さい小さい吹けば飛ぶ会社が好きで、今の仕事も「好き」なのだ。


今日は月に1回ある、会社の全体会議の中で、社長が「5分くれ」といって「10分間」熱弁を奮った。
社長自らが時間が守れない人だから、ウチの会社は時間を守れない言い訳に力を費やす、そういう社風だ。

で、貴重な10分間を使ってした発言とは凄く当たり前のことなんだけど。ボクは素直に驚いた。ボクが勤務しだしてから約4年間強の中で、社長がたぶん初めて「サービス」について話したからだ。


簡単に言うと、ボクらのお給料は会社が払っているけれど、その先を辿ればお客さんから貰っているということ。
お客さんはなぜ会社にお金を払うかというと、ボクらがサービスを行う対価として払っているというわけ。

「顧客の立場を考え、顧客が喜ぶ仕事をしましょう」
「顧客のサービスの為に、勤務時間外でも努力する社員がいる」みたいなことも言っていた。
こんなこと社会人としては、凄く当たり前のことなんだけど、いままではそういうことを言わない人だったから、ボクはホントに驚いた。

会社内の温度差について、現場を見て、社長なりに疑問に思ったんだろうなぁ。
それに加えて、経営が傾いているから、いろいろ本を読みまくったんだろうなぁと思うわけなんですが。

こんな本とか。
   


でもね、社長。やっぱりボクは顧客の顔がみたいよ。サービス売るなら、売る相手の喜ぶ顔が見たいよ。だから、そういう場を作ってください。ホント、お願いします。「好き」で仕事してるんだよ、ボクは。顧客のことも「好き」になりたいよ。そのためには、やっぱり顧客の顔みないとダメだよ。

なーんて思いました。

直接、声に出すことはできませんけれどもね。
早く出世したいな。オレは理想で仕事するよ。夢が見れる場所は、仕事してる時しかないものね。