kwsktr's study log

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やめたいのにやめられない習慣

やめたいのにやめられない。悪いことだとわかっているのに、やめられない。そういうものありませんか?


例えば未成年時の飲酒や喫煙。
ボクはアホだから、それがかっこいいと思っていた。ボクの連れの大半は喫煙者だったし。悪いことだと知っていても、自分をカッコ良く、強く見せるためにはやめられなかった。いや、本当にかっこよかったかどうかは別にしてだけどね。
そんな例は幾らでもあるだろうし。

でも、ボクは根が善人なので一線は越えなかった。ドラッグは勧められても絶対にしなかったし、クスリに溺れてる連れをぶん殴ったこともある。女の子関係もいたって普通。レイプとかは絶対にしなかったし、許さなかった。合意のうえでならいろいろしたけど。

で、いい歳になって、嫁もいて、子供もできて。アホなことをやめて、普通のおっさんになってもなお、やめれない悪い習慣がボクにはある。

タバコとか酒じゃない。
タバコは子供が嫁のお腹の中にいるのがわかったらすぐやめた。何度も何度も禁煙に失敗して15年くらい吸い続けていたタバコだったけど、子供のためなら一瞬で止めれた。
子供ができたらめったなことじゃ酒は飲まなくなった。家にまっすぐ帰って娘と遊ぶことが楽しみになったから。家でも飲まない。酔った状態で娘に接するのは良くないことが解っているからだ。


で、なにがやめられないのかというと。
極限まで疲れている時や調子が悪い時に「心で悪い言葉をつぶやいてしまう」ということ。コレばっかりはどうにも治らない。止めたいのに止まらない。
普段なら別にハゲでもデブでもなんてことなくスルーできるのに、体調が悪いときとかはホント酷いことばかり浮かぶ。
ハッキリいって最悪だし、病的だと自分で思うくらいに酷い。特に今年はエスカレートしているように思う。それだけ自分は調子が悪くなっているということだと思う。


例えば。
電車や通勤中にハゲを見つけたら「みっともねえハゲさらしてんじゃねえ、糞ハゲ」とか呟いてしまう。心の中でだけど。
デブな女がいても「醜い女は生きる価値ねえだろ。豚小屋にひきこもってろ」とか浮かんでくる。心の中でだけど。

デブ、ガリ、ハゲ、ブス、老人、DQN,オバサン、おっさん、ゆとり、障害者。外見が劣る醜い奴らに対して、汚い言葉で罵ってしまう。心の中でだけど。

それにしても、ボクはハゲやデブやブスなどの外見の才能に恵まれない人間の存在を「悪」だと思っているのだろうか。醜い遺伝子を根絶やしにしたいのだろうか。まったくもってアホなのはボクだ。
美醜の感覚は人それぞれなのに、ボク個人の価値観や感覚だけで「消えろ」とか「爆発しろ」って念じられてしまうハゲやデブ、ブスのみなさんに心から謝罪したい。
いいわけ になるけど、たぶんボクはいろいろ傷ついているだと思うんですよ。家庭、仕事、社会の歪んだ抑圧に耐えられなくなって、唯一ボクの自信がある「外見」ってヤツにすがるしかないように感じているんじゃないかなあ。
情けねえな。


なので、ボクは汚い言葉をこころでつぶやかないように予防をすることにしてる。
なるべく他人に視線や注意がいかないよう、電車内では本を読んだり、音楽や英会話のPodcastを聞いたりして、紛らわすようにした。
でも、やっぱり、疲れてくるとダメ。週末とか危険。木曜日、金曜日はボクの頭はカオスだから、本気で口にだして呟かないように気をつけないといけないのです。

いつでもHAPPYでいれるように、がんばろ。