kwsktr's study log

kwsktr のおべんきょログ

読書の秋ってことで 中島らもさんの「ガダラの豚」 を読みました。

最近はホント、読書しかしてない! ってくらい、暇な時間、空いている時間を、読書に使ってます。
といっても、ほとんど購入しないで図書館に借りた本ですけれども。

住まいが川崎、職場が横浜なので、川崎市立図書館で10冊、横浜市立図書館で6冊の貸出枠をフルに活用させてもらって読書に勤しんでいます。
それまでは、ほとんど読書と離れていたので……毎日が楽しいです。

基本的にボクが借りるのは4種類、仕事の勉強本、自己啓発本、2歳の娘のために図鑑や絵本、そして、娯楽用の小説です。
頻度としては、勉強本と自己啓発本と多いのですが、読むのに時間がかかる=噛み砕くまで読み込むので、繰り返し読んでます。

先日書いた、SEの文章術 (技評SE新書)も3回くらい読みなおしましたし。今読んでいる、自分の小さな「箱」から脱出する方法も通算5回目くらいになります。
良書は何度読み直しても、新たな気付きを生み、反省を促してくれるのでいいですね。


で、最近読んだ小説の中で大ヒットだったのは、中島らもさんの
  
で、ございます。


この本は、ボクが尊敬している日本で5本の指に入る会社(日本経団連の会長さんの会社)のとある部署の課長さんに薦めていただいた本でして。
中島らもが面白いとは聞いていたのですが、つい最近まで読む機会がなかったのです。ところが、最近の図書館で本を物色中に、著者名を間違えて検索をかけたところ、偶然にも中島らもがヒットして、「……そういえば『ガダラの豚』!」と思いだして読んでみました。

読んで感服しましたね。面白い小説というのは、こういうものなんだな、と。
後半の物語の終息については、ちょっと不満が残る感もありますが、それは前半・中盤の勢いと内容が濃すぎるからではないのかな? どうでしょう。

これは、人に薦めたくなるわーと、読み終えて言ってしまう小説でした。