児童虐待とか……胸糞悪いニュースを見てしまうのは何故だろう。
毎日ニュースサイト見てるけど、ホントに良いニュースってない。心がほっこりすることなんてまずない。
どこ見ても、胸糞悪くなるニュースばかりで、もしかして日本にや鬼畜にも劣るようなヤツばかりしかいないんじゃないか? って思ってしまう。
そんなことないんだろうけど、そう感じないか?
こんなの氷山の一角だ。なんで母親が自分の子供を痛めつけるんだろう。ぜんぜん、無関係のボクだけど許せないとしか思えない。
なんで自分を傷つけずに娘を被害にあわせるんだろう。
行き場のない怒りはどうすればいいんだろう。
ボクは酷いニュースを見ることでどうしたいんだろう。
ボクの嫁さんは、この糞女とはまったく違うからよかったーって安堵したいのかな。
でも、傷ついた子供はいるんだ。
オレは民主党は嫌いだけど、もしこういう事件を根絶するために手を打ってくれるなら支持するよ。
民主党も相当な糞だけど、こんな事件を毎日目にするよりマシだって感じるよ。
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凍りついた瞳 は、児童虐待についてのドキュメンタリー漫画の唯一無二の本だ。
偉そうな育児参考書なんかよりも、よっぽど解りやすいので、育児に悩む前、悩み中の人は是非とも読むことをお勧めします。
ショッキングな内容は、貴方がまともなら深く深く胸に刻まれるはず。その傷があればこそ、自分の娘や息子を傷つけずにすむと思う。
ボクは子どもができてから、児童虐待について興味を持った。持たざるを得なかった。
何故なら、紙一重だと思ったから。愛情なんて簡単に移ろう。愛しているからこそ、憎らしくなる時がある。ほんの一瞬に魔が差しそうになるんだよ。
直接的な暴力じゃなくて、間接的に痛めつけてしまいそうになることなんて、いくらでもある。線一本を越えることなんて、簡単なんだ。ちょっと目を瞑るだけなんだ。
その線を越えたいわけじゃないんだ。でも、越えてしまいそうなる……弱い自分がいるんだよ。
だから。
ボクは毎日、娘を抱き締めて「愛してる」って言葉にする。
「パパは愛してるよ」って。
そうすると、移ろわなくなるんだ。揺らぐことなく、娘を正しく愛せる。
……そういや、嫁には「愛してる」って言ってないな。ヤバい。