kwsktr's study log

kwsktr のおべんきょログ

30人前後でモノゴトを決める最良の方法……ってなに?

今日はウチの会社は会議がありまして。いわゆる社員(=労働者)全体で話し合いをしたりしました。
1時間の時間を使って今後の方針とか、プランとか、決めなくちゃいけないことが、いろいろ出てくるのだけれど。これが決まらない決まらない。

企業文化というよりも、勤務形態がさまざまなのが原因なのかなぁと思っているんですが。ウチの会社はもともと派遣もやってて、本社系勤務と派遣先勤務で温度差が多少あったりするんですね、これが。
派遣先も複数だから、当然それぞれの勤務先で勤労条件が異なってくるわけで。

ボクはもともと派遣組みだったので、いろいろ派遣の人たちが不満を思ってるのもよくわかる。派遣当時は、本社に対して忠誠する気持ちなんてゼロだったなぁ。日本で10本の指に入る大企業さんに派遣されていたので、待遇がかなり良かったこともあって。給料も今より5万くらい多かったし……。
加えて本社の人間からフォローアップされたことなんて皆無だったし、『対本社』みたいな図式をずーっと持ってた。
そうなると、社員全体で意思統一なんて無理すぎです。


でも、ボクらは大人だし。解決しなくちゃいけないことはあるわけで、協力したいと考えるのだけれども……ねえ。
「今までのやり方」をやめて、「新しいやり方」に移行しようとすると、絶対反対してくるヤツもいるわけで。当事者が負担や不満を訴えても我関せずみたいな顔したり。それぞれの事情を考慮すればするほど、相反することもでてきてしまうんだよねぇ。
ボクはコストはかかってもいいから強く結びついた組織でありたいと思うのだけれど、目に見えたコストがあるだけで、ネガティブな感情を表に出してくる人もいらっしゃったり。人間だものね、仕方ない。


でもまあ、こういう話し合いは非常に楽しいと思えることがある。意見に仕事のカラーが出るのが面白い。
新しい方法の提案とか、妥協案とか、コストを埋める方法とか壁を超える意見やアイデアを出すのは、決まって上流工程のチームの人間。
PGとかSEは基本的に黙る。たまに口を開くけど、「今すぐ決めなくてもいいんじゃね?」っていうような、ちょっと的が外れてたりする意見を出してくる。
最下流の評価チームは、上流チームの提案の穴をつくような、ネガティブ意見を出しまくる。

でも、その穴こそが今決めるべき再重要な点だったりするので、また新たな意見が必要になり……みたいな、ね。
コレといった意見がでないけれど、みんなで話すのは面白いなと。普段やらないからね……。


で、結局多数決w もっと他に、いい方法ってないのかしらね。


そのとき、思い出したのがコレ。
NHKオンライン 『犠牲になる命を選べるか』
5人殺すか、1人を殺して5人生かすか……か。殺したくはないなー。ボクはそういうときに、1人も殺さずに6人を重傷くらいですませればと考えるんですけれども。ダメですか?

  

ハーバード白熱教室』、観たいなぁ。再放送ないのです? 受信料ちゃんと払ってるんだから、リスナーの意見を聞いてよね!?