政治不信とマスコミとか :: 2000年くらいを振り返ってみたり
ボクが選挙権を得たのがおよそ14年前。14年間で総理大臣は8人変わってるんだなあ。
日本の歴代内閣 (敬称略)
期間 | 内閣総理大臣 |
1996.1 - 1998.7 | 橋本龍太郎 |
1998.7 - 2000.4 | 小渕恵三 |
2000.4 - 2001.4 | 森喜朗 |
2001.4 -2006.9 | 小泉純一郎 |
2006.9 -2007.9 | 安倍晋三 |
2007.9 -2008.9 | 福田康夫 |
2008.9 -2009.9 | 麻生太郎 |
2009.9 - | 鳩山由紀夫 |
もっとも、20歳になりたてのころは、正直あんまり政治には関心がなかった。選挙には市議選、市長選、衆参両院選、すべてに必ずいっていたけれどもね。特に、選挙速報の開示結果とかは好きだった。お祭り的な楽しさがあったから。
当時からボクは自民党支持だった。
でも、橋本龍太郎の髪型はゴキブリ的な黒光りだったから生理的には嫌いだったし、小渕さんも頼りなさげだったし、森喜朗もガラが悪いオヤジだな、とか思ってた。だけど、胡散臭い感じはなかったように記憶している。票を入れるのに躊躇はしなかった。他に日本をまかせられる党なんて存在しなかったもの。いまも自民党しかないなぁって、信じてる。
西暦2000年前後にはもっともっと胡散臭い政党が山ほどあったから、より強く自民党を支持していたってのもある。
自民党と連立与党とかだったから名前だけは覚えている新党さきがけ - Wikipediaとか自由党 (日本 1998-2003) - Wikipediaとかね。
気持ち悪い名前を連ねている党ですよ。それにしても、節操ないな、こいつらw
ボクの記憶が確かなら、森内閣あたりから、自民党の求心力は目に見えて地に落ちてきてた……公明党が連立与党とかに名前を連ねるようになってきて。なおさら、政治に気持ち悪さを感じたんだよなぁ。宗教が政治に介在してもよかったんだっけ? 政教分離ってなんだっけ? って本気で悩んだよ。
選挙のたびに知り合い程度の元同級生が「公明党に票を入れてくれ」って電話かけてきたからね。
ボクとしては自民党だけでの単独政権がよかったんだけど、世間的にはそういう雰囲気じゃなくなってた。与党のなかでも自民党は叩かれるだけの存在だった。不祥事とも呼べないような小さなゴシップ記事をネタにして、自民党の議員や閣僚がボコボコ変わってたな。日本国内外で問題が起きたら、与党のせいだと騒ぎ立てて、叩いて、どんどん政治や政府への不信感は煽られてきたわけで。
日本のマスコミの仕事ってのは、汚れた真実を報道するよりも、偏った中身のないゴシップが本質になりつつあるなあと。
2000年あたりには、そういう「胡散臭くて」「悪趣味」な情報ってのはインターネットの役割だと思っていたんだけど。
いまじゃ、その逆だ。Twitterは馴れ合い下手のボクには、非常に敷居が高くて上手に使えないんだけれど、あの中には、誠実だったり真実だったりする情報が溢れている。
このどうしようもない日記blogにだって、ボクの本音が紛れている。中身自体には大多数の人には意味を持たない情報だけど、ボクにとっちゃ心から湧き出る真の想いなわけだ。
今の新聞やテレビには誠実な試みが感じられないな、とボクは思う。いまいち新聞やテレビの情報が信じることができないのは、書かなきゃいけない記事を意図的に書いてないからじゃないかなっと。
なんだか眠くなってきたので、切り上げるけれど。
今がいろんな意味で、不信のピークであって欲しいとボクは願ってる。そのためには、メディアは誠実な情報を国民に告げる必要があるんじゃないかな。
少なくとも2000年以前はそうだった。『志』があったよ。
政府を信じれなくするような方向に世論を煽るってのは、オシマイのハジマリだったんだ。
朝日新聞社、初の営業赤字 10年3月期
朝日新聞社が24日発表した2010年3月期連結決算は、営業損益が41億円の赤字(前の期は34億円の黒字)となった。営業赤字は連結決算の公表を始めた00年3月期以降で初めて。新聞の広告収入減少が響いた。最終損益は33億円の赤字(前の期は139億円の赤字)となり、2期連続の赤字だった。
売上高は前の期比12%減の4703億円。5期連続の減収となった。連結子会社数の減少が主因という。
コレが結果なんだよね。
朝日新聞なんかに広告出すってことは、間接的に朝日新聞の報道姿勢を支持してるってことになるわけだものね。手を引かれて当然。