kwsktr's study log

kwsktr のおべんきょログ

いまにして思えばソフトウェアテストって天職だったんじゃないかな。

アスペルガーなボクでもそれなりに信頼されて仕事を任されていたってことは、ソフトウェアテストって仕事はボクに向いている仕事だったんじゃないか、と今にして思う。
ただし、しっかりした仕様書や資料があって、師事を仰げ、心から信頼できる人さえ側にいればだけど。


幸いにして、1年ちょっと前のボクはその2つを得ていた。
毎週のように「てにをは」さえも厳密に修正してくれる仕様書があって。ソフトウェア評価及び品質管理を、10年以上もやってきた方の下で働かせてもらって。品質管理のいろはから、仕事に対する想いを教えられ、細かいことから、どうでもいいような……けれど大事なこだわりまでも吸収する毎日だった。
とてもありがたいことだったんだなぁ。無くした物は大きく見えるのかもしれないけれど……貴重な時間だったなぁと過去を振り返ってみたりする。


で。
最近のボクは、自社開発のWebシステムのテストを行ったりしてるんだけど……ストレスがすごくて仕事にならない。単にボクのやる気の問題なんですけれどもね。
細かなストレスに弱いもので……


まず、最新の仕様書がほとんどない。以前作成したシステムをベースにして、ツギハギしながら作ってるシステムなものだから、PGが作成しながら思いつきで仕様が変わってる。
もちろん、何もドキュメントに残さない。『仕様書作ってる暇があったらコード書け』と、社長に怒られるらしい。ひどい。
仮におかしな挙動があった場合、仕様かバグかが誰も分からない。バグデータベースに上げるのだけれど、正しい挙動が完全に不明……システム動作を左右するのはプロジェクトリーダーの『たぶん、こう』という経験則かつリーダーの常識に掛かっている。
確かに、リーダーのバランス感覚は、ウチの会社じゃ飛び抜けているので、皆からとても信頼されているんだけど……問題を抱えているのが目に見えてる。

仕事のできるリーダーに負担が過剰にかかりすぎてて、テンパり気味。独り言のような文句を常に言ってる。リーダーなりに仕事を振り分けているんだけれど、『リーダーしか知らない』というのが山のようにあるってこと。アウトプットする暇がないんだろうねぇ。リーダーがアウトプットできるような時間と余裕さえ生まれれば、ウチの会社はもうちょっと楽になるんだろうけれど、まだまだ時間はかかりそうです。
何よりもリーダーの心身のバランスが崩れたら、あらゆるプロジェクトも崩壊するってこと。肉体的にも精神的にもタフそうな人だから、今すぐとかはないだろうけど。このままじゃ、リーダーが辛いだけなんだろうなぁとは思っている……ボクごときじゃ、あまり助けられないけど、気持ちだけは助けてあげたいです。


まあ……書けない内容もあるのでやめておこう。
というか、どこの会社もこんな作り方してるのかなぁ。もっとすごいのかなぁ。謎。


そんなプロジェクトリーダーの机の上にいつもある本。ボクも(こっそり)読ませてもらったけれど、ユーザーナビゲーションやコンテンツ構成について書かれた素晴らしい内容の本です。Web開発に携わる人で、ステップアップしたい人は読んでみるといいかも。


こっちはボクが最近買った本。Javascriptの「良い」とこをすぐ知りたい、習得したいせっかちな人にはピッタリだと思う。薄いけれど、中身は濃厚ですよ。もちろん、コレだけじゃJavascriptを知るには足りないと思うので、『JavaScript 第5版』でじっくり習得すれば最強ですよ!