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暑いとひきこもりたいよね :: 推計70万人の「ひきこもり」

お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 「普段は家にいるが、自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」「普段は家にいるが、近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが、家からは出ない」「自室からほとんど出ない」状態が6か月以上続いている人をひきこもり群と定義。「家や自室に閉じこもっていて外に出ない人たちの気持ちが分かる」「自分も家や自室に閉じこもりたいと思うことがある」「嫌な出来事があると、外に出たくなくなる」「理由があるなら家や自室に閉じこもるのも仕方がないと思う」の4項目すべてを「はい」と答えたか、3項目を「はい」、1項目を「どちらかといえばはい」と回答した人を、ひきこもり親和群と分類した。

ボクもひきこもり経験者だし、親和群であるのは間違いないんだよね。嫁さんと子供がいなかったら、働く力が湧かないもん。アスペルガー気質のボクは、自立支援+障害認定+生活保護レベルなんですが……残念ながら家族がいたらなかなかそうはできません。ボクは働くのが嫌いじゃないけれど、働くに至るまでの困難さが、職場に行く気を無くさせるし、自宅にこもりたくなる要因となっています。正直、通勤するの時点で相当萎えます。雨が降っていたり、雪が降っていれば、それだけで会社に行きたくなくなります。

なにより通勤電車が嫌いすぎます。ボクは他人との距離感が上手く取れないので、人が多いだけで吐き気がするくらいに厭で、いろいろとトラブルを良く起こしてしまうので……精神に問題を持ってる人間としては、厭な環境にいると自分自身の制御が聞かなくなるのが怖いんです。だから、体調や精神が弱っているときには、自然と休んで家にこもりたくなります。
精神が不安定になると、やっぱり自分を護りたくなってしまうもので。心療内科に通院していないころは、武器とか持ち歩いていたしね。特に、夏は暑くて不快な思いを抱えやすいので……なにか事件を起こしそうな自分が嫌いです。だから、なおさら家から出たくなくなるわけで。

そんなわけで、一般的な週40時間勤務ってのは、ボクにはやっぱり多いです。温いと言われようと、病気持ちや家庭内に問題を抱える人には40時間+通勤時間の拘束こそが労働意欲を削ぐ場面もある。
週20時間勤務とかでも対応できる職業っていっぱいあると思う。マニュアルで対応できるサービス業とか、製造ライン業とか、交代制が可能な職場とか。そりゃ、いろいろと問題はあると思いますが、柔軟かつ多様な勤務形態が取れるような社会であれば、働きたいけど働けない問題を抱える人や「ひきこもり」が社会に出やすいんじゃないかな、って思います。


加えて。
というかなんというか。人間ってそんなにひきこもるのは好きじゃないはずなんです。人に喜ばれたり感謝されたり、楽しませたり喜ばせたりする感覚を、知ってるか知らないか、ということが非常に大きいとボクは思います。働くことの困難さと働く楽しみを天秤にかける機会を与えてあげないことには、自発的に「ひきこもり」状態を解消するわけがない。それに加えて、ひきこもりたくなる要因を少しずつ排除してあげれば、自然と「ひきこもり」自体は解消されると思ってます。

働いて喜ばれる間隔ってのはそんなに悪いことじゃないってのを、感覚的に理解しないで生きることこそが不幸なんじゃないかな。