Windows で Apache2.2.16 と PHP5.3.3 と MySQL 5.1.49 を 手動環境構築メモ :: XAMPPもいいけど手動もいいよね
自宅学習用だとXAMPPでもぜんぜん問題ないのだけれど、あえて手動でやってみたり。設定とかは外部公開用ではないのと、駆け足説明なので、あしからず。
Apache 2.2.16
まずはダウンロード。
Download - The Apache HTTP Server Project から、ダウンロードできます。
どれをダウンロードすればいい？
Windows版 Apache 2.2.16 のバイナリパッケージは、OpenSSLなし／ありの2種類があるので、好きなほうをダウンロード。暗号化通信とかしたい人は、当然ありを選択してください。
- Win32 Binary without crypto (no mod_ssl) (MSI Installer): httpd-2.2.16-win32-x86-no_ssl.msi
- Win32 Binary including OpenSSL 0.9.8o (MSI Installer): httpd-2.2.16-win32-x86-openssl-0.9.8o.msi
クリックしてもダウンロードされない場合があるときは、mirrorを http://www.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/dist から変更して[change]ボタンを押してからダウンロードしましょう。
インストールはどうすればいい？
どちらもMSI Installerなので、ダウンロード後にダブルクリックでインストールが始まります。
全部英語ですが、つまるポイントはほぼないかと思います。と、思いましたが。
Server Information の部分だけは一応説明。
| 項目 | 意味 | 入力例 |
| Network Domain | インストールするサーバーのドメイン名 | localdomain |
| Server Name | サーバーのホスト名 | localhost |
| Administrator's Email Address | 管理者のメールアドレス……なんでもいい | root@local |
その下のラジオボタンは、WindowsサービスとしてApacheを起動したり使いたいなら for All Users, 〜を選んでおいてくださいませ。手動でやりたかったら、only for the Current User, 〜で。どっちか悩んだらデフォルト推奨。
Setup Type も、デフォルトの Typical 推奨。
Destination Folder で、任意の保存場所を選べます。好きな場所にどうぞ。
PHP 5.3.3
Windows版のダウンロードは PHP For Windows: Binaries and sources Releases になります。
MySQL 5.1.49
ダウンロードは MySQL :: Download MySQL Community Server を開き、Select Platform: から Microsoft Windows を選択してください。
どれをダウンロードすればいい？
32/64bit に、通常版と Essentials - Recommended があり、MSI Installer と ZIP があったりと全7種類ありますが、開発環境であれば OS が 32bit の人は『Windows (x86, 32-bit), MSI Installer』でいいと思います。
通常版と Essentials - Recommended版の違いですが、通常版には MySQL Instance Manager、Documentation と Developer Components が含まれています。
ダウンロードしたいパッケージの右がわにある [Download]ボタン を押すと、アカウントの登録っぽい画面に遷移しますが、フォームの下部にある
No thanks, just take me to the downloads!
をクリックすれば、すぐにダウンロードが開始されます。インストール自体も特に難しくはなく、NEXTボタンを押していれば終了します。
参考図書
XAMPPと比べると確かに面倒ですけれど、やること自体はたいして変わらないですね。少しでも理解につながればと思って、手動でやってみました。ボクは Apache の知識が特に弱いので、いろいろ調べつつやってみてます。いままのままじゃ外部公開は怖くてできませんので、少しずつ学んでいこうとおもいます。
