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Windows で MySQL 5.1.49 を 手動環境構築メモ 【追記】 ::MySQLのインストールにハマりやすい箇所

自分のPC環境は Windows XP なので、ぜんぜん問題なかったのだけれど、Vista 環境だと MySQL のインストールにハマると聞いたので調べてみた。

Vista だとちいさな問題があることが判明。もしかしたら、Windows 7 でも同様かも。でも、環境がないから調査できませんでした。
加えて、個人的にはまりやすい箇所があったのでメモ。

その1 :: MySQL の Install 場所に注意

Setup Type で、Custom を選択して、MySQL の Install 場所を変更すると、「MySQL Server Instance Configuration Wizard」が正常に終了しない(場合があった)。

Typical か Complete を選択すれば大丈夫。正直、回避方法とか幾らでもありそうなんですが、Wizard が正常に終了しないのは、ちょっと気持ちが悪かったりするので。

その2 :: Configure the MySQL Server now チェックボックスをONしたらダメ

Install 終了後に、MySQL Server Instance Configuration Wizard を起動して、MySQLの環境設定なんかを行ったりするのですが、コレが正常に動作しないです。
なので、Vista の場合は、このチェックボックスを OFF にしてから Finishボタン を押してください。
ちなみに、手動で「MySQLInstanceConfig.exe」を起動してあげれば、MySQL Server Instance Configuration Wizard は動作します。

MySQLInstanceConfig.exe のある場所

\\bin\MySQLInstanceConfig.exe

MySQL Server Instance Configuration Wizard の動作

コレもちょっと複雑だったりするのでメモ

Configuration Type
  • Detailed Configuration
  • Standard Configuration

のどっちでもいい。開発環境でちょっといじる程度だったら、Standard 推奨です。

DBの選択
  • Multifunctional Database
  • Transactional Database Only
  • Non-Transactional Database Only

と、三種類あるけれど「Multifunctional Database」を選択しておくのが無難っぽい。トランザクションを使わないとか、MyISAM Onlyにしたい人は、「Non-Transactional Database Only」を選べばいいと思う。

Multifunctional Database: このオプションは InnoDB および MyISAM ストレージエンジン両方を有効にしリソースを両方に等分します。このオプションは両方のストレージエンジンを定期的に使用するユーザーにお勧めします。
Transactional Database Only: このオプションは InnoDB および MyISAM ストレージエンジンの両方を有効にしますが、ほとんどのサーバーリソースは InnoDB ストレージエンジンが使用します。このオプションは InnoDB を中心に使用し MyISAM は最低限使用するユーザーに適しています。
Non-Transactional Database Only: このオプションは InnoDB ストレージエンジンを完全に無効にしすべてのサーバーリソースは MyISAM ストレージエンジンが使用します。このオプションは InnoDB を使用しないユーザーにお勧めです。


あとハマりそうなのがPHPMyAdmin。こちらも、もうちょっと調べてから書きます。

結構大変ですね……XAMPPって素晴らしいね。

参考図書

MySQL関係は名著揃い。本当に初心者の方は、『MySQL入門以前』か『基礎からのMySQL [基礎からのシリーズ] (プログラマの種シリーズ)』をどうぞ。失敗しないで学習できる本ですヨ。