VMWare Player + CentOS 5.5 覚書 :: 文字化け解消手順とか
Ubuntu10.04 にちょっと慣れてきたこともあり、CentOS も使っておきたくなったので仮想環境で試してみることにしました。
ってことで、VMWare Player + CentOS5.5 のインストールをやってみたので覚書。
用意するもの
VMWare Player 無償の VMware Player: Windows 8、Chrome OS を仮想 PC 上で実行
CentOS5.5 www.centos.org - The Community ENTerprise Operating System
VMWare Player と CentOS のインストール方法の詳細は省略。
手順としては、3ステップくらいなので特に躓く要素はないと思います。
最初の嵌り
VMWare Playerで、CentOS5.5 をインストールしたところ……なぜか英語でインストールされてしまう。何度やり直しても必ず英語。
確かに、GUI に頼るような使い方をするわけじゃないのだけれど……全部英語だと、やっぱり辛い。
しかも英語キーボード配列で動作するから、ちょっとした入力ミスがイラッとするわけです。
vi を起動して設定ファイルを書き換えようと思ったら……保存して終了すら思うようにできませんでした。
なので、あえてgeditでキーボードの設定を日本語に変更しました。
#gedit /etc/sysconfig/keyboard --- KEYBOARDTYPE="pc" KEYTABLE="jp106"
ここでは、KEYTABLE を jp106 に変更しました。
メニューから変更するなら
システム => 設定 => キーボード
キーボードの型式を 『Japanese 106-key』に変更
レイアウトの選択を 『Japan』だけに変更
で、同様のことが行えます。
日本語フォントがない
rebootしてみたところ、日本語が部分的に文字化けしていて判別できる状態ではありませんでした。
そこで、メニューの システム => 設定 => フォント で、日本語フォントを選択しようとしたところ、日本語フォントが一切ないので解決できそうになかったので、日本語フォントのインストールを行いました。
#yum install fonts-japanese
このコマンドを実行すると、さざなみフォントがインストールされます。
日本語フォントが使えない
ここで reboot を行いましたが、日本語フォントが システム => 設定 => フォント では表示されていませんでした。インストールはされているのに使えない……調べた結果、フォントのキャッシュが怪しいことに気づきましたのでキャッシュを更新させました。
#fc-cache -fv
これでようやく、日本語フォントで表示させることができるようになります。
日本語入力ができない
表示はできても、日本語入力システムがないので日本語入力ができません。ってことで、anthy をインストールします。
Anthy, Free and secure Janapnese conversion engine
yum install scim-anthy
とりあえず、これで最低限の日本語環境は作れたように思います。