3歳児は1年前だったら一人でトイレに行けなかった
自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言
概ね同意なんですが。やっぱり引っかかる部分があるので。
コメントしたりはてブで書いても良かったんですが……敢えて書きたくなりました。
この事件の場合、責められるのは100%加害者の20歳の男だと僕は思っている。
ごめんなさい。
ボクは3歳児をたった一人で、多目的トイレに行かせた親にも責任があると思っています。
加害者の罪の配分を減らすとかいうつもりはないです。
3歳の娘を持つ親としては、この加害者を許せるわけもありません。
ただ。
3歳児から目を離すのは、明らかに間違った判断です。
普通に成長した3歳の子供は、たぶん一人でトイレにいけるでしょう。
けれど、一年前の2歳だったら……絶対に一人でトイレに行かせなかったのではないですか?
たかだか365日の時間だけで、子供から目を離すという判断が正しいとはボクには到底思えません。
子どもは急激に成長します。
昨日はできなかったことが、出来たりします。
おっぱい飲むか寝るかだけだったあかちゃん時代から、365日たてば歩いたり話したりするでしょう。
さらに365日たてば、かなりのことができます。踊ったり、歌ったり、走ったり。
そんな積み重ねを傍で見ていると、なんでも出来るって錯覚してしまいます。
でも、3歳って、まだ1500日も生きてないんですよ?
この世界の「悪」について、何も知りません。1500日で善悪について教えることなんて無理なんですよ。
だからこそ、親が真剣に護らないといけないのではないですか?
ボクは娘に嫌がられようとも、自立するまでは何歳までだって護ります。
隙を見せて護れなかったときに、失うモノの大きさはボク自身では抱えきれないと思うから。
完璧な親じゃないから自戒も込めて。