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カッコの意味と使い方


常識というか、使い方というのはあるように思います。
10年以上昔に、物書きっぽいお勉強していたときに教えていただいたことがあるようなないような。

「」 かっこ・鍵かっこ

1. 発言を囲む

「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーーーッ!!」

セリフとか会話ですね。


2. 強調

ボクは「アスペルガー」なんです。

地の文中に使われる場合は、強調を意味しますね。
html 的に言えば strong タグでしょうか。


3. 発言の引用

ジョブズの名言といえば「Stay hungry. Stay foolish.」ですよね。

文中に使われるときには、他人の発言の引用として使われることがあります。
html 的には blockquote でしょうかね。


この3つが鍵かっこの常識だと思います。

カッコの種類

ツイートであげられているのは「鍵かっこ」だけれど、かっこにも種類がいろいろありますね。

『』 二重鍵かっこ

1. 書名・曲名・映画などのタイトル
8月11日(土)公開 映画『桐島、部活やめるってよ』公式サイト

『桐島、部活やめるってよ』は、「」で囲みたくなる。

著作権がしっかりある名称に限定した使い方ですね。


なので、ekken さんが言われている
カギ括弧の意味について:ekken

僕は昭和40年代の生まれなんだけれども、「文章中にカギ括弧が出てきたら、それは特別な意味がある」なんていう教育を受けた記憶が無いのです。カギ括弧は引用や会話文、書名や曲名などを記す際に使う記号、というのが義務教育におけるカギ括弧の意味だったはず。

「書名や曲名などを記す際に使う記号」というものには、かなり違和感があるのですが……当時のこくごの先生次第なんでしょう。


2. 会話内の会話引用

「昨日、娘が『お父さん、大好き。結婚したい!』って抱きついてきたんですよ」

「」内で会話を「」で表現しようとすると鍵かっこが重複して醜いので、自分以外の発言を引用するときには『』を使いますね。

() かっこ・丸かっこ

1. 声に出さない思考

(こいつ……直接、脳内に!!)

(説明不要)


2. 補足

最近(といっても、ここ二週間ですが)では一日一冊のペースで、本(ただし、マンガ含む)を読んでいます。

地の文を補う目的で使ったりします。
丸かっこで囲まれる文は、地の文に入れるほどじゃないほどじゃないし、脚注ほどでもない内容に限る感じ。
用法的に美しくないので、多用すると馬鹿っぽいですよね。


3. 訳文

「Life is not fair, get used to it.(人生は公平ではない。そのことに慣れよう。)」 - ビル・ゲイツの名言です。

異なる言語で書かれた後に丸かっこで囲まれていれば、訳文を意味しますね。


4. Lisp
初めての人のためのLISP[増補改訂版]


以上、日本語で「常識」的に用いられる3種類のカッコの意味と使い方でした。


その他の半角カッコ

" " とか ’ ’ とか [ ] とか { } とか < > が使いたくなったら、プログラムやるといいよ!
個人的にはJavaScript がおすすめでございます。