選挙にいかない 40% の人たちとは :: 都市部の20代の女性、お前らのことだよ
家族三人で選挙にいってまいりました。
人、少なかったです。
10時の段階で10%以下。
50%いかないのではないか、そんな感覚があります。
若い層は選挙にいってない、そんな実感がありますよね。
ほんの数分の間なのでなんともいえませんが、37歳のボクより若い人、みかけませんでした。
そこで、ちょっと古い資料ですが、総務省のデータ調べてみました。
総務省|第22回参議院議員通常選挙結果
その中から、『第22回参議院議員通常選挙における年齢別投票状況』を抜き出してちょっと眺めてみまして、ざっくりとした全体まとめですが、
- 40% の人が投票をしていない (39.43%)
- 60%の人が投票している (60.57%)
- 女性の投票率は低い (女性: 59.33%)
- 男性のほうが投票率が高い (男性: 60.57%)
- 都市部は投票率が低い (区: 56.77%)
- 市、町、村は投票率が高い (市: 59.14%, 町: 62.05%, 村: 65.13%)
となっています。
低年齢の都会に住んでいる女性は政治に感心がない、そんなことが読み取れますよね。
日本は普通選挙、つまり20歳以上の日本人に差別なく選挙権を与えています。
けれども、年齢を重ねるだけで与えられている権利には無駄がある、そうとは言えないでしょうか。
選挙には3人に1人程度しか投票しない層が実際に存在しています。
都市部と農村の1票の重みが2倍とかいってますが、都市部には都市部の格差がデータから見えています。
現代の選挙に大きな無駄があり、格差があるのではないでしょうか。
こんな選挙のどこに意味があるのか。
と、わけの解らないことをいいましたが
これは都合の良いデータをボクが取り出して並べたに過ぎません。
データから「都市部」の「20代」の「女性」を悪にするため、意図的なデータを集めたに過ぎません。
本当は「市部の20~24歳の男性」が一番投票率が低いようです。
30%以下ですから。
さっきとは逆のことを言いますが、選挙には意味があります。
まだ投票をしていない 40% の人が、この先数年後の未来を考えて票を投じれば日本が、世界が変わります。
今後、放射能を撒き散らし続ける企業を守って、原子力発電をまだ続けるのか。続けないのか。
自衛隊を軍隊にして、徴兵されたいのか。
老人を手厚く守りたいのか。若い世代を大事にしたいのか。
正規労働をしたいのか。非正規労働をしたいのか。
経済的に楽になりたいのか、精神的に楽になりたいのか。
その未来を形造ることができるのが、普通選挙の一票です。
未来には意味があります。
40% のひとたちが動けば、未来が変わるんです。