kwsktr's study log

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結婚の先にあるものを大事にしたいなら

結婚不適合者

「結婚」という言葉に過敏反応してしまったので書いてみる。


既婚者のボクから言えば「好きな人に出会ってないだけ」というよりも、自分を変える気がない、変わりたくないとか、相手を変える力がない、相手を変えることが怖いとか、人に影響されたくない、人に影響されることが悪いと思っているとか、なのではないでしょうかね。


結婚観というのは様々ですが、相手との生活によって変わっていく自分を眺められるのは非常に興味深いものだと結婚して知ることができました。
義理の両親の価値観に触れたりとか、文化を受け入れたりとか、子どもが生まれて、育てたりとか、凄く楽しい。


結婚できそうな相手がいるのに結婚しないのは、勿体無いなあと思います。

ありのままの自分でありたい?

元増田さんが持つ「自分らしさ」みたいなものが、あと何十年か生きる上でどれだけ大事にしたいのか、と。


いま何歳か分からないのだけれど、仮に20代中盤としても、寿命程度まで生きると仮定するなら、2倍以上の時間を生きることになるんですね。


ボクは結婚やら転職によって「自分らしさ」というものが一度崩壊してゼロになった。自分なんて出来の悪いATMだというのを一度自覚して、そのうえでまた自分というのを作りなおしたりした。
辛かったけど、楽しかった。
クズだった若い自分を捨てて、素敵な大人、良い漢(おとこ)、良き夫になろうと努力もできた。最近は、なあなあですが。
加えてボクの嫁さんは、アスペルガーなボクを受け入れてくれたのが、元々は他人だった嫁をより深く愛することができたのも、良かったと思ってます。


根っこの部分は変わらないのだけれど、「ありのままの自分」とか「自分らしさ」みたいなのを捨てて構築し直すのって、恐らく結構なパワーがいるのですが、結婚というのはそのパワーを産んでくれたなあと感じています。
27の時に結婚して、まだ結婚して10年なのでこれからというところもありますが。


ボク自身、自分の空間みたいなのがないとプチパニックになったりするのもあり、自分の時間や趣味を大事にしたいというのもある。
大事にしたいばかりに衝突したこと、何度もある。
今でも衝突することがある。
週末の予定とか、娘の教育方針とか、これからの人生観とか、車を買う買わないとか。


でも。
そんなものパートナーとキチンと時間作って前向きに話し合えばいいだけのことであって、負担に感じる必要なんて何もない。

話し合うときにいつも感じているのは、目の前の不満を失くすことよりも、この不満が繰り返されることのほうが怖いということ。
繰り返されるであろう不満や問題は、元を立たないとなんともならない。複利式の計算みたいに、気付いたら積年の恨み辛みがドッと押し寄せてくることにもなりかねないな、と。
同じ時間を過ごす相手に、不満を積み重ねてしまうのはあらゆることを無、それどころかマイナスに転じてしまうことに他ならないな、と。


だから、ボクと嫁さんは話す内容によっては、しっかりと時間を作って話し合ってます。
このあとなんの予定もないよね、とお互いに了承をとって、アルコール抜きで、二人だけの部屋で話してます。


目の前の不満の大抵はなんて、お金をかければすぐ解消できるものです。
ストレスと天秤にかけたら、お金なんて安いものだったりします。


…もうすぐ会社いかなくちゃいけないから、箇条書きで書き逃げするけれども。

  • 相手を好きいるより、相手をリスペクトするほうが大事
  • 変わっていく自分が見たかったら結婚おすすめ
  • 不満の質によってアプローチ方法を変える


とりとめないけど、結婚の先にあるものを大事にする三か条といったところでしょうか。