IE6 対応を考えてみる :: 自分メモですよ
「IE6 でコンテンツが見れないよ!」と、言われちゃいました。
最低限の機能
完璧な状態までもっていくのは、もはや無理だと思う。
最低ランクの品質維持で納得していただく他にないんじゃないかな。
- 文字を可読できること
- 画像が表示されること
既存のコンテンツへの影響
いままで作ってきたものに手を加えることが躊躇われる。
- いまさらhtmlタグをいじれないところにきている
- タグを変更したり修正を加えていくのはコストがかかりすぎる
既存のコンテンツはそのまま
- 先頭のページでブラウザを判定
- IE8 以上とそれ以外に振り分ける
- それ以外、つまりIE 6〜7 には専用のページを作って対応する
- jQuery ならなんとかしてくれるらしい
if (!jQuery.support.opacity) { if (!jQuery.support.tbody) { // IE6〜7 } else { // IE 8 } }
振り分けた先で
既存の HTML からメインのテキスト部分を抜いて、再度マークアップして専用ページを作るしかないと思ってる。
ただ、200ファイルくらいあるんだよなぁ。
10分程度で1つファイル作ったとしても、2000分かかる。ざっくりで33時間だから一週間の作業時間と同等なので、ボク一人でやるわけにはいかない。
新人くんが作業早かったり、頭の回転が早ければいいんだけれど……残酷なほどに残念な能力だからなぁ。
もっとも、一番ダメなのはボクなんだけれど。
反省点
IE6 も対応しなくてはいけなことはなんとなく解っていた。でも、「確認できる環境がない」「世界の普及率は2%程度」と逃げていました。
- China の IE6 の普及率とか異常ですよ……
- 正しいコーディングをあまり考慮していなかった
- 最初から「簡単にはできない」もしくは「コストがかかる」等の話をするべきだった
- 次回以降のことも踏まえて、しっかりと話しをしよう
- もっと IE6 のことを知るべきだった
- 単純な勉強不足。嫌いなら嫌いで「こういう部分にこのようなバグがあるから嫌い」と言えないとダメだよね
- 更に言えばバグの対処方法とかも解った上で、どれだけコストがかかるかを伝えないとダメだよね