片足5分がボクの癒しの時間 :: 靴のケア
新しい会社でおよそ2ヶ月が経過しました。
スーツ着たりジャケパンスタイルにも慣れてきましたが、なかなかハードな毎日で疲れも溜まります。
以前はなるべく娘と絡んでパワーを分けてもらっていたのですが、帰宅すると寝ていることも多く、しょんぼりと一人で冷めたご飯を腹に流し込んだりしています。
そんなボクの癒しの行為に「靴を磨く」というものがあります。
毎日履く靴を大事に手入れするようになったのは、asics(アシックス) GEL-KAYANO 19 TJG681 0142 (ホワイト/ブル-/26.5)を履いてから靴の重要性に気づいたからでしょう。
GEL-KAYANO 19 に アシックスの本気を見た - kwsktr's study log
ボクが通勤使っているのは1〜2万円程度の安い靴ですが、手入れを欠かさず、決して連続して履かないで休ませる日を作ったりしています。
手入れといっても、クリーム、たまにワックスをつけてブラッシングを片足5分やる程度のものですが、丁寧に優しくブラッシングをしていくと、靴の汚れが落ち、傷が消え、革が鏡のように光を反射しだすのが気持よくなってきます。
クリームやら汚れ落としなど、いろいろ買い揃えましたが、靴磨きは4点のアイテムがあれば最低限、事足ります。
その4点とは
- ゴミ取り用の馬毛ブラシ
- 革クリーム
- 磨き用の豚毛ブラシ
- 靴の色にあったワックス
です。
他にもアイテムは山のようにありますが、趣味や自己満足の世界ですし、使ったからといって靴が
劇的に変化するわけでもないと思っています。
それに片足5分以上かかってしまうと、靴のケアが面倒な作業となってしまうのでお勧めしません。
ゴミ取り用馬毛ブラシ
ホコリ取り、ゴミ取り専門のブラシとして、大きめの馬毛ブラシを使っています。
靴のケアを剃る前に、ちょっと柔らかい馬毛ブラシを使って優しく靴表面を掃く必要があります。次の工程でクリーム塗るので、その前にホコリやゴミ取ってやるイメージですね。
布とかで拭いたりすると、布についたゴミが革の表面を傷つけるかも知れないのでブラシを使うと良いでしょう。
プレミアムな革クリーム
この『コロニル プレミアム ディアマント 無色クリーム』が、最高に良い働きをします。
お値段は高いのですが、代替品がないくらいに素晴らしいものです。
ボクが靴のケアにハマったのもこのクリームと出会ったことが、きっかけだったように思えてなりません。
特にクリームのにおいが心地よいんですよね。シダーウッドオイル特有の香りなのかも知れません。
ディアマントが高すぎるなら、こちらでも悪くはないと思います。
以下の様なワックスの様に蝋成分が多いもの、動物脂のミンクオイルは、靴のケア的にはあまりお勧めできません。
クリーム浸透用の豚毛ブラシ
豚毛ブラシに2.で紹介した革クリームを米粒程度の少量をつけて、毛が若干固くコシのある特性を使って革の表面に浸透させていきます。
磨き方ですが、豚毛ブラシの毛先だけが革に触れるようにして、柔らかくゆっくり磨いていきます。
力を入れたり、速く磨こうとしたりするよりも、丁寧に磨いたほうが革に浸透していく気がしますね。
この作業で小さな傷が消えていきます。
そのまま豚毛ブラシで磨いていると、クリームが伸びきったある瞬間から革に艶が出てきます。
この瞬間にこそ、ボクを癒すホルモン物質が分泌されるみたいです。
さらに光らせたいならポリッシュ
ボクはあまりつけないのですが、鏡のように光らせたいならポリッシュは必須です。
要は革にワックスを塗って光らせるということだと思ってください。
光る以外にもメリットはあって、革表面の傷を埋めて目立たなくしてくれたりもします。
また、蝋は水を弾くので僅かな防水効果も期待できます。
結局のところ、蝋で革の表面に光る膜をつけて光らせているので、膜ができる反面、革の呼吸を妨げるとかいわれています。
また、過剰すぎる余分なワックスは革を傷めるので、汚れ落としという名の溶剤で落とさなくてはいけません。
靴のために3000円ほど投資して、ケアしてみてください。