kwsktr's study log

kwsktr のおべんきょログ

FILCO Majestouch BLACK を分解清掃してみました

年末ということで、今年のゴミを落とそうと愛用しているキーボードの分解清掃にチャレンジしました。



やったことは

  1. キートップを外す
  2. キーボードカバーを外す
  3. 洗剤で洗浄
  4. エアダスターとブロアーで洗えない部分を清掃

の4点。

1. キートップを外す

付属の KeyPuller で引っこ抜きました。


ただし、次の6つのキーは KeyPuller だけでは抜けない構造になっています。

  • 左 Shift キー
  • Space キー
  • Enter キー
  • 0 キー(テンキー側)
  • + キー(テンキー側)
  • Enter キー(テンキー側)


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ご覧の通り、金属のバーので左右から止められています。
ボクはマイナスドライバーなどで片側のバーを押し込んで隙間を作り、片方ずつ順番にバーを外しました。
金属のバーはそれなりに剛性があるので、力加減を間違えなければ歪んだりしないですみました。


金属のバーを支えている白い部品も脱着できるのですが、脆そうなのでオススメはしません。

2. キーボードカバーを外す

これが、かなり大変でした。
キーボードに傷がつくし、壊しそうになるしでやらなければ良かったです。
自己満足程度のつもりでチャレンジしましたが、終わってみると大変だったという気持ちだけが残って満足しませんでした。


心からオススメしませんが、ボクのようなチャレンジャーのために要点だけ記述しておきます。


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キーボードカバーは、3本の+ネジ(緑色の円)と4つの爪(水色の円)で止まっています。
+ネジは普通に回せばはずれるのですが、問題は4つの爪です。


キーボードカバーの隙間にマイナスドライバーなど先が平たいモノを差し込んで、爪を外していくのですが隙間が殆ど無いのです。
爪の位置も深いところにあるので、太いマイナスドライバーを無理矢理に突っ込もうとするとキーボードカバーが変形することもあるでしょう。


結果、結構な力技で爪を外す必要がありました。
適切な工具を使っていない、技量がないといった要因もあるかもしれませんが、ボクには簡単にカパカパ外せるような代物ではありませんでした。


昔と比べてメンテナンスしにくくなっているのかも知れませんね。


3. 洗剤で洗浄

特にいうことないですね。
ボクは食器用の洗剤を使いました。

どうでもいいですが、アロエ洗剤、オススメです。


洗浄後は洗濯機で脱水しましたが、洗濯ネット使うと便利ですよ。


4. エアダスターとブロアーで洗えない部分を清掃

基板やスイッチ部分は洗うことができませんので、普通に清掃しました。


 


エアダスターだけだと髪の毛的なものがうまく取り除けなかったので、ブロアーも使用しました。
ブロアーじゃなくても、ナイロンブラシでも問題なさそうですね。




清掃が終了したら、組み立てて終了。
組み立ては難しいところは、ほとんどないと思います。
基板周りの細いコードの取り回しに注意するくらいでしょうか。


キートップを戻すときに配列が解らなかったら、FILCO 製品なら製品ページに画像がありますので確認すると良いと思います。
http://www.diatec.co.jp/image_prod/J_series_L.jpg


これで、来年も気持ちよくコーディングができそうです。