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ハーネスなんかいらなかった

ハーネス。


娘が幼児時代に「便利そうだなー」とは思いました。
そりゃ思いました。


けれど、ボクは娘には付けなかった。
あれは贔屓目に見ても犬が馬か雌豚をつなぐためのもので、愛する娘には付けるものじゃない。


ヒトの言うことをまだ聞けない子どもを御するために、楽をしたいがために、相手のためではなく自分の利益のために、ハーネスなるものは付けれない。


というボクとは反する存在として、ハーネスをつけてしまう親は合理性と人間性を天秤にかけて、合理性をとったということなのでしょう。
ボクは幼児期の娘を小さい人間として扱った、そういうことです。


ハーネスを付ける付けないは、子どもがハーネスを認知してるかどうかなんてまるで関係なくて、一人の人間として子どもと向き合ったときにそれでも貴方はハーネスを付けるのか? ということでではないでしょうかね。


子どもがある程度の年齢になったとき「あなたが小さい時、楽をしたいから犬みたいに紐で繋いでたわ。」と言えるならそれでいいのではないでしょうかね。
そういうご家庭は存在しそうですし、親が親ならまた子も子でしょう。


理由をつけてハーネスを肯定するヒトもいるのは解ります。
同じようにハーネスを否定するヒトもいるわけで、様々な考え方、生き方、多様性があって良いと思います。


ボクの娘にはハーネスなんかいらなかった。
ハーネスの紐の長さの分、ボクは娘に近づいて、傍に立ってきたから。