kwsktr's study log

kwsktr のおべんきょログ

近頃流行りのフォント Ricty を導入してみた

弘法筆を選ばず

なんて、言ったりしますがボクは普通より劣っている部分がある人なので、道具にはこだわりたいと思っています。


ってこと、「プログラミングに適したフォント」なんて聞くと、即試してみたくなるのですが……今回のは決定版になるかも知れませんね。

配布元

プログラミング用フォント Ricty

……ライセンス問題がありそうですね。

お知らせ (2011 年 5 月 7 日)

現在、debian-devel および debian-bugs-dist において、Ricty のライセンスについて議論が行われています。具体的には、OFL 1.1 の以下の条項に矛盾するかしないかというものです。これについては、「(単体のライセンスの下での配布を前提として) OFL であるはずのフォントのライセンスを偽装して OFL 以外の (単体の) ライセンスの下で配布してはならない」と解釈し、合成フォントはこれに当たらないと判断した上で、改変フォントである Ricty の配布を行っています。しかしながら、議論の結果によっては Ricty の配布を中止することもありえますのでご了承ください。


追記 :: やっぱりライセンスががが

リリース

Ricty が SIL Open Font License Version 1.1 section 5 に違反する解釈ができるとの指摘を受け、Version 3.0.0 より TrueType フォントの配布を中止し、生成スクリプトのみの配布とさせていただいております。

Current Version

Version 3.0.0 (17 May 2011)

⇓ Ricty-3.0.0.tar.gz

生成スクリプトの配布開始
TrueType フォントの配布中止

ということなので、Version 3.0.0 を使いましょうネ。

導入事例

自分で書こうと思ったけれど、先人のエントリがたくさんあったのでリンク貼りました。

インストールした感想

Inconsolata に Migu 1M が加わり最強に見えるのですが、Windows だとちょっと難有り。

Windows ではアンチエイリアスがキレイにかからず、特にフォントサイズが小さいときに文字が部分的に欠けます。

これは、認知の問題としてあげられているので、gdipp - Customizable Windows text renderers - Google Project Hosting とか gdi++.dll @ wiki - Helium版 を導入してみるのもいいかも知れません。
最初は違和感あるけれど、目が慣れたら見やすいと思いますよ。