kwsktr's study log

kwsktr のおべんきょログ

楽しい仕事より、やりがいのある仕事へ。

Webプログラムとかすげえ楽しい。

ネットでいろいろ調べて、諸先輩方の綺麗なコード見たりするのも楽しいし、アルゴリズムとかを学ぶのもワクワクする。新たな技術は日進月歩。毎日、何かしらの進歩があり、先端にいる人達の技術がニュースやtwitterやブログで流れ込んでくる。まだまだ知るべきことは、山のようにある。
ボクなんか、まだ、Webプログラム山の麓にも立ってない。ミシュランみて、『高尾山に登ろうかなー』って言ってる程度の人間。
でもさ、本当に今の状況は楽しいんだ。PHPMysqlで『何か』を創り上げてくってのは。それが、例え、車輪の再発明だとしても。


本当に毎日、飽きない。すっげー楽しい。もし、数億円の資産があれば、間違いなくプログラム書いてる。


……ん、でも、それって仕事か? 単純に『楽しい』だけで、ビジネスとして考えているのか? 趣味じゃないのか?
こんなことを考えだしたら、現状のボクは顧客のことなんか少しも考えないことに気付いた。そりゃそーだ。まずは、自分。自分。自分。技術と知識を身につける事以外は、何もするべきじゃないと思っていた。


でもさ、ソレってすごくすごくつまらない。誰とも話さないし(いいとこtwitterくらい……?)。職場じゃ、完全に孤立してる。そりゃそーだ、仕事してないし、放置プレイなんだもの。ちょっと病んでるのかもね。


今日、だってさ。仕事終わって、最寄の駅から家に向かって歩いてたら。重たいものを動かそうとして、困ってるおばあちゃんがいて。ちょっと助けたのさ。
「ありがとう」って声かけられて。気付いた。


『オレ、今の職場で「ありがとう」なんて、ずーっと言われてないぞ。』って。メールで「ありがとう」じゃなくて、生声で聞いてないぞって。そしたら、すげえ悲しくなってきた。
誰にも必要とされてないのかな、って。ボクは誰と仕事してるんだろうな、って。このままリストラされたら……ボクはなんなんだろう。存在価値なんてまるでないじゃん。
自虐的になって現実から逃げることも忘れてた。


ちょっと原点に帰ってみてもいいのかもと、考えてます。今日から、34歳。残りの26年くらいを、「やりがい」に掛けてみようかなと。

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渡邉正裕
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