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 休日らしい休日でしたとさ :: 『イノベーションの神話』

今日は久しぶりに一人で過ごす休日でした。本当に久しぶり。いつも週末は娘の子守りでアレコレやって、ぜんぜん休んだ気がしなかったから、リフレッシュできました。

午前中は自分で髪の毛を切り。中途半端に伸びた坊主頭っぽく大変身。後頭部に不安が残るものの、比較的上手にカット終了。カットした髪の毛が散乱していたので、1時間近くかけて掃除。コレはコレでいいストレス発散になりました。

んでもって、卵チャーハンを一合のお米で作って、ガッツリ食べたら二時間昼寝。


最後に、嫁さんと娘が帰ってくるまでお茶入れて読書してました。
今日読んだのは『イノベーションの神話

1章 ひらめきの神話
2章 神話:私たちはイノベーションの歴史を理解している
3章 神話:イノベーションを生み出す方法が存在する
4章 神話:人は新しいアイデアを好む
5章 神話:たった一人の発案者
6章 神話:優れたアイデアは見つけづらい
7章 神話:上司はイノベーションについてあなたより詳しい
8章 神話:最も優れたアイデアが生き残る
9章 神話:解決策こそが重要である
10章 神話:イノベーションは常に良いものをもたらす
付録 参考文献と参考資料

ボクは昨年、はじめて『イノベーションの神話』を手にしたのですが、以前のボクは「オレがやりたいようにやる」という極めて個人的なスタンスを仕事に大してとっていました。「有言実行」という四字熟語が大好き。「責任は取るのでボクのやり方でやらせてください」みたいな、根拠無き自信だけで行動してましたね……
でも、そういうのはチームとして取り組む仕事には向いてない。もちろん、仕事にも人間関係にも失敗して、落ち込んでどうしようもない感じになったり。それでも、頑張らないと頑張らないとでなんとかやってきましたけれど、もうボロボロでした。だいぶ改善したとはいえ、今もその後遺症を引きずってますね。


そんな中、たまたま出会ったこの本に、ボクはだいぶ救われてきました。
自分のアイデアに盲目的に肯定する前に、やることが幾らでもあったことを知りました。

「イノベーション=技術革新」が通訳のようですが、「技術革新」ってのは重過ぎます。だいぶスケールダウンして「いままでやってなかった仕事のやりかた、取り組みのアイデアを思いついた」って時にボクは手に取るようにしています。


いまのボクはちょっと精神的に弱っているので難易度が非常に高い本ですが、手にしてしまったら最後、一気読みでした。以前に読了しているし、ページ数も200ちょいなので、斜め読みで2時間くらいだったかな。
仕事の『やり方』『進め方』でちょっとだけ躓いた時に、週末の数時間を使って読み返すと次の出社日にはスッキリできたりしています。気になったフレーズに線を引いたり、書き込んだり、付箋を貼ったりしているお気に入りの本です。