ボクの勤務先が理想とはほど遠い件について
仕事の質は個人の能力よりも、環境が左右するというのは定説ではないのかな?
ボクとしては、大いに賛成したい考えだ。
PCに関連した作業効率はお金で買えるものだと、ボクは働きだしてからずーっと思い続けている。
でも、いまの職場では通用しない考えなのだ。
ボクの開発(補助だけど…)環境は、かなり劣悪である。
CPUは1コアの廉価版。
Memoryは256KBと768KB。
HDDは全て80GB以下。空き容量も半分を切っている。
購入したのはボクが入社する、2年前らしい。
ちょっと重い処理を行うと、あっさりフリーズする。
加えてバグだらけのシステムを利用している。
これも、すぐフリーズする。
ここまでは、なんとか……我慢するとしよう。
20分おきにPCを再起動すればいいんだから。
だけど、もっと我慢できないのは会社の設備だったりする。
扱う顧客のデータが150GBある。これは、客先から預かった、外付けHDDに保存されている。
当然、ボクの作業環境ではローカルへの保存ができない。HDDが完全にクリーンでも、80GBしか保存できないんだから。
サーバーの空き容量がないため、サーバーへの保存が不可。何のための、サーバーなんだろうか。
そういうわけで、外部への保存ができないから、顧客から預かったデータのバックアップが取れない。
データ喪失のリスクもお金で買えるものだと、ボクは思っているのだけど、いまの職場では通用しない考えみたいだ。
なにかあったときに、ボクは環境のせいにしたいわけじゃない。
だって、すでに小さな問題は起きているんだから。
役職付き4人に現状を説明したけれど、改善はできないとの答えだった。
期待したらダメなんだな。できる範囲でしかやれないんだな。
こうして品質は上がらない。下がるだけなんだな。