kwsktr's study log

kwsktr のおべんきょログ

アスペルガーの仲間が増えた。

久しくアスペルガーという単語を聞いていませんでしたが、ボクとは直接的な血縁関係がない甥っ子が ADHD(注意欠陥・多動性障害)かつアスペルガー症候群らしいという話を聞きました。


アスペ気質のボクとしては、仲間が増えて嬉しいと思う反面、明らかにボクよりも強い感じで ADHD が出ている甥っ子の未来が気になっております。


何度か、このブログで書いているのですが、アスペルガー症候群は病気でもなく、厳密に言えば障害でもありません。
本人が望めば障害者手帳を手に入れることはなんなくできるでしょうが、アスペルガー症候群にとっては精神障害者手帳はキチガイ証明書以外のなにものでもないのです。
社会的にいろいろと封じられてしまうと、生活することが困難になってしまいます。


知能が低くないアスペルガー症候群の人間は、極めて健常者に近い症例のために周囲の理解も得られにくいことが逆にネックです。
もちろん個体差もありますが…あうあうあー な感じではないのですね。


「お前の息子、生きるの大変だな」なんて、ブログには書けても家族や親戚には言えません。
けれど、甥っ子は精神障害者手帳二級を貰って、ある意味ひっそりと生きたほうがいいのかも知れません。
「私はキチガイです」ってプラカードを持って生きることを選ぶのも、間違いではないのかな、とも思います。


けれど……無理でしょう。
なぜなら、彼の周囲の人間は、父親も母親もアスペルガーADHD の彼を「普通」の人間として育て、接したいからです。
血縁関係者に精神障害者がいてもらっては、困るのです。



こんな甥っ子は、苦しみながら生きていくのは確定しているのではないでしょうか。
精神障害者として一族の腫れ物として生きるか、隠して隠して「普通じゃない」人として生きるか。


アスペルガー症候群だという「個性」を自分自身が受け入れられて、初めてスタート地点ではないでしょうか。
ボクは今、スタート地点には立てていません。
自分を受け入れる勇気がないので、このブログ以外ではカミングアウトできないんです。
情けないですね。

生きてて楽しいですか?

ボクは娘が欲しくて、望んだ通りに娘が生まれてきてくれたわけですが、心底男の子ができるのが怖かったです。
男だったらいらないので、捨てるか、養子に出そうと思ってました。
赤ちゃんポストって便利なモノもありますしね。



男の子がいらない理由はたったひとつで、ボクのような劣った遺伝子をこの世に残すことは罪悪だと、ずうっと感じていました。
当時はまだ自分がアスペルガー症候群だという認識も診断もなかったわけですが「普通じゃない」自分が許せないんです。
自分のY染色体が怖くて怖くて、パイプカットしようと中学生ぐらいから真剣に考えていました。
けれでも、娘が欲しいからパイプカットはできないし……そうだ、死のう。


だからといって、死ねないので…生きるか。みたいなことの繰り返しです。


どうなんですかね、アスペルガー症候群の皆さんは生きてて楽しいですか? 生きたいですか? 死にたいですか? 殺したいですか? 壊したいですか? 消えたいですか?
ボク自身が隠しているというのもありますが、他のアスペルガー症候群の方とお話したことがないので良く解りませんが、劣等感持ってませんか?


コメントとかに書いてくれたら真剣に読ませていただきます。