ヨシタケ シンスケ の絵本が最高に面白い :: 『りんごかもしれない』
「図書館で予約していたけれど150人待ちで借りれないから買ってきた」というほど、今大人気の絵本、それが『りんごかもしれない』です。
確かに面白い。
溢れる発想がページをめくるたびにとぼけた絵柄で表現されていて、これは子どもが喜ぶわ、と。
でも、この絵本。
子どもよりも頭のお固い大人に手にとって読んでいただきたいと思います。
ストーリーは単純。ゆえに想像は無限
テーブルの上に見つけた「りんご」を「かもしれない」と疑ってみる、そんなことから始まります。
クリエイティブ職の人に読んで貰いたいです。
ボクはこの本を読んで、「悔しさ」が残ったんですよね。
これ、おれでも原作なら書けるわ、と。
絵は書けないけど、こんなアイデアあったわ、と。
けれでも、形にできていない自分自信の行動力の無さが浮き彫りになっただけでした。
『りんごかもしれない』を笑いながら読んでいて、まったく同じではないにせよ、こんなに面白いこと思いついていたのに形にできなかった自分が悔しかったんです。
でも、どこかで吹っ切れました。
ヨシタケシンスケさんが形にした「りんごかもしれない」は、いろんな人にオススメしたくなるくらいに最高に面白くて、同じようなことをボクも思いついていた、ということが、僅かな自信になりました。
あとは行動するだけ、行動し続けるだけでいいんだ、ということなんです。
手を動かそう
クリエイティブ職の人は、きっと思いついていても形にできていないアイデアとかありますよね。
他人の意見ってやつはアイデアを潰すために存在します。
責任を持たない「いいね!」もアイデアを潰すために存在します。
それを誰かに話す前に、ちょっとでもいいから手を動かして見て欲しいです。
躊躇うことなく形にしてみないと解らないこと、いっぱいあるんです。
Let's Doing!!
行動できるのはアイデアを持っている人だけだと思うのです。
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